【新連載 この冬、誰が支えてる?】雪の日も安心!田端本堂カンパニーの除雪・排雪作業|中空知の仕事図鑑
公開日:2026.02.02

中空知の冬の暮らしは、多くの人の仕事によって支えられています。
けれど、そのことを意識する機会は多くありません。
この連載では、「この冬、誰が支えてる?」という問いを入り口に、中空知で働く企業や人たちの仕事を紹介していきます。
企業が地域や社会のために行っているこうした取り組みは、「CSR(企業の社会的な役割)」とも呼ばれています。
雪の日も、いつも通りに出かけられる。
暮らしが滞りなくつづく。
その裏側には、どんな仕事があるのでしょうか。
今回登場するのは、滝川市に拠点を置く 株式会社田端本堂カンパニー さん。
冬の中空知を支える仕事の現場を、少しのぞいてみましょう。
朝晩の道路が凍って、歩くのもちょっとドキドキな季節。
そんな冬の街中で、私たちの生活を支えてくれているのが田端本堂カンパニーさんです。
田端本堂カンパニーさんは、普段は道路や街の整備を行っている会社ですが、冬になると路面整備の一環として除雪・排雪作業も行っています。
雪が降ると、私たちが安心して歩いたり車を走らせたりできるように、いろんな重機を使って活躍してくれるんです。

除雪ってこんな感じ
「雪かき」って聞くと単純に雪をどけるイメージですが、一口に除雪といっても色々な機械を使っているんです。
・除雪トラックは道路を走りながら雪を押し出して道を広げます。
・狭い場所や細かい作業には 小回りの利く除雪ドーザーが大活躍。
・車に踏み固められてできる凹凸やわだちも、除雪グレーダーが削って平らに整えてくれます。
・歩道も歩道除雪車がしっかり確保。
こうして、冬でも安全な道がつくられています。
排雪も忘れずに
除雪で集めた雪は、そのままにしておくと邪魔になってしまいます。そこでダンプトラックに雪を積んで雪捨て場まで運びます。
・沿道に民家や建物が多い場所では除雪ロータリー車とダンプトラックが並走して雪を運搬。 除雪と排雪を同時に行う!
・除雪で堆積した雪はタイヤ式ホイルホルダーによって排雪トラックに積まれます。
通行の邪魔にならないよう、こうやって雪は運ばれているんですね。

路面の凍結を防ぐために
雪や水分が路面に残ったまま氷点下になるとスリップの危険があります。
そんなときは路面散布車が凍結防止剤をまいて、安全な道路環境を作ってくれるんです。
通常、水は0℃で氷になります。しかし、不純物が混ざると、0℃以下の温度にならないと氷になりません。
この仕組みを利用して凍結防止剤を撒いています。
凍結防止剤の主成分は塩系で、代表的にはこんな感じです。
・塩化ナトリウム
いわゆる食塩のこと。塩化ナトリウム水溶液は最大約-20℃まで下がらないと固まりません。
・塩化マグネシウム
海水を煮沸させて、塩を作った後のしぼり汁を主成分。最大-30℃が凝固点。
・塩化カルシウム
水に溶けると発熱する性質を持っている。凝固点が最大-50℃まで下がります。
※個人的には、路面散布までやっていることは初めて知りました!すごい……!
こうして、私たちの冬の生活は田端本堂カンパニーさんの地道な作業で支えられています。
雪が降っても安心して歩けるのは、こうした努力のおかげ。改めて感謝ですね!
除雪・排雪の作業の様子は、田端本堂カンパニーさんのYouTubeチャンネルで視聴することができます。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
https://www.youtube.com/watch?v=43gzgaxdjNA
(田端本堂カンパニー動画チャンネルより 「冬期道路維持業務のご紹介[除雪編] #田端本堂カンパニー」)
https://www.youtube.com/watch?v=yFUw8PD4Nes
(田端本堂カンパニー動画チャンネルより 「冬期道路維持業務のご紹介[排雪編] #田端本堂カンパニー」)
――何気ない日常の裏側には、地域を支えるいくつもの仕事があります。
今回紹介したのは、株式会社田端本堂カンパニーさんの取り組みでした。
この連載では今後も、中空知にある企業のCSRを通して、地域の企業の仕事が私たちの暮らしとどうつながっているのかを紹介していきます。
それでは、次回の「中空知の仕事図鑑」もお楽しみに!
■今回登場した企業
株式会社田端本堂カンパニー
公式HP: https://www.tabataweb.jp/
(ライター・N)